科目名 □交通システム論
担当教員   安部 惠介     
対象学年   4年   クラス   [355]  
講義室   12106教室   開講学期   前期  
曜日・時限   火3   単位区分   選択  
授業形態     単位数   2  
準備事項    
備考    

講義概要/Class Outline

鉄道、自動車、飛行機あるいはエレベータ等の交通システムは、空間的移動という人間の基本的な要求を満たすものであり、社会生活とも密接に関係した重要なシステムである。情報技術の進展により、交通システムはますます高機能化するとともに、今後は利用者の利便性・快適性の向上が重要な課題となる。そこで本講義では、交通システムの設計・計画・運用のための方法論ならびに鉄道、道路等の個々のシステムにおける具体的問題や手法について説明する。さらにいくつかの事例を通じて、交通システムにおける上記のような課題解決のための情報技術の役割について論じる。  

講義計画 /Class Structure

内容
1 概論
交通システム、交通システムの情報化
2 鉄道システム(1)
鉄道システム、列車運行管理システム
3 鉄道システム(2)
鉄道システムにおける設計・計画・運用問題
4 鉄道システム(3)
問題解決の事例紹介
5 道路交通システム(1)
道路交通システム、交通流制御、スケジューリング
6 道路交通システム(2)
ナビゲーションシステム、高度道路交通システム
7 問題演習
鉄道システム、道路交通システムの問題演習
8 物流システム(1)
物流システム、物流情報システム
9 物流システム(2)
配送計画システム
10 その他の交通システム
航空システム、搬送システム、エレベータの群管理
11 今後の交通システム(1)
鉄道システムにおける情報化
12 今後の交通システム(2)
道路交通システムにおける情報化
13 問題演習
物流システム、その他の交通システム、今後の交通システムの問題演習
14 まとめ
必要に応じて、補足と復習を行う
 

学習・教育目標/Class Target 1.交通システムについて理解する。
2.交通システムの情報化について理解する。
3.今後の交通システムについて理解する。  
評価基準/GradingCriteria 学習・教育目標について/秀:総合的に90%以上を満たす。/優:総合的に80%以上を満たす。  良:総合的に70%以上を満たす。/可:総合的に60%以上を満たす。  
評価方法/GradingMethod 定期試験(50%)、問題演習・レポート(50%)で評価する。  
受講上の注意/Class Rules 出席回数が3分の2に満たないものは原則として単位の修得はできない。  
受講制限/Prerequisit  
関連する科目/Related Class 計画数学  
教科書/Text
著者名  
著書名  
出版社名  
ISBNコード  
指定図書/Assigned Books
著者名 東京大学交通ラボ 著  
著書名 『それは足からはじまった−モビリティの科学』  
出版社名 技報堂出版2000  
ISBNコード  
著者名 富井規雄 編  
著書名 『鉄道システムへのいざない』  
出版社名 共立出版2001年  
ISBNコード  
参考文献/Bibliography
著者名 新居宏壬・鷲野翔一 著  
著書名 『ナビゲーションシステム』  
>出版社名 山海堂2001年  
ISBNコード  
著者名 久保幹雄 著  
著書名 『ロジスティクス工学』  
>出版社名 朝倉書店2001  
ISBNコード